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たっく
OT×Cyclist
地方病院の作業療法士(OT)
として10年以上勤務。
趣味はロードバイクと資産運用。
ゲーム・アニメ・歴史好き。
元々はインドアなオタクである。
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【ロードバイク初心者向け】休むダンシングについて作業療法士が解説

初心者が必ずぶち当たるであろう壁
ヒルクライムの際の休むダンシングについて

作業療法士の視点で、解説していきます。

今回はなんと動画つき!

今から解説する方法は、
絶対に正しいというものではありません。

私自身、ロードバイク歴5年の
ホビーレーサーにすぎません。

ただ、作業療法士という
人の体の動きを扱う専門職として、
分かりやすい解説ができればと思います。

最終的には色々な情報を集めて、
実践して、自分に合った
ダンシングを習得してください。

目次

休むダンシングの動作分析

(前提)荷重側と引き足側に分けて理解する

解説の前に、
荷重側のターン引き足側のターン
の2つがあることを理解してください

荷重側のターン
上死点から下死点にかけて
ペダルが下がる場面です ↓↓↓

引き足側のターン
下死点から上死点にかけて
ペダルが上がる場面です ↑↑↑

それでは、解説していきます。

【参考動画】Youtube

まずは、実際の映像を見てもらったほうが
わかりやすいと思います。

3分の動画です。

≪最重要≫脚の使い方

  1. 【荷重側】自重で落とし込む
    >太ももを使うのは、上死点をすぎて、荷重がはじめる一瞬だけ
    >あとは自重(体全体の重み)でペダルを落とす。
  2. 【引き足側】軽く折りたたむ
    >下死点まで下がったら、軽く引き足を行う。
     *太ももから引っ張るのではなく、足全体を折りたたむ感じ。

上記の1.2を同時に行う必要があります。
踏み足も、引き足も力は入れすぎないようにしてください。

≪最重要≫背中・お腹の使い方

  1. 【荷重側】背中が伸び上がる
    >自重でペダルが落ちていくと同時に荷重側の背中を伸ばす。
    >胸(肩)も押し出す。
    >頭は自然と引き足側へ。
  2. 【引き足側】お腹を引き寄せる
    >これはあまり意識しない。
     荷重側の動きが上手くできると、
     上死点あたりで自然とお腹と太もも(ついでに頭)が近づく。

1.2を行う際に骨盤がクネクネと動きます。
柔軟性が必要になるかもしれません。

<重要>手の使い方

  • 休むダンシングではハンドルを振る事は意識しない。
  • 両ブラケットを横から挟み込む感じ。
    ハンドルは自然と左右に振れる。
  • 肘は力を抜いているので、やや曲がる程度

リラックスですね。
アタックの際は肘と脇に力を入れて、
ハンドルを引きながら大きく振ることになります。

<重要>頭の位置

  • 荷重側の最も力がかかる3時の位置で、
    頭がペダルの真上にくるイメージになる。
  • 3時を過ぎると引き足側へ動きだす
    *あくまでも背中を伸ばした結果で動く。

頭は重いので、前傾が強すぎると、
ゆっくりと自重をかける際に腰や手に負担がきます。要注意。

(補足)クリートの位置

  • クリートは深めの方がやりやすい。
    自重でペダルを落とし込む際の足の負担が減る。

つま先で踏むと、パワーはあるけど疲れやすい太もも前側の筋に頼ります。
足の裏全体で踏むと、スタミナがある太ももの裏やお尻が働きやすくなります。
階段の登りで、試してみると分かりやすいです。

まとめ

荷重側と引き足側に分けてまとめてみます

  • 荷重側 
    1. ペダルは自重で落とし込む
    2. 3時で頭が最もペダル側に
    3. 背中は伸び上がる
    4. 頭は引き足側へ
  • 引き足側 
    1. 引き足は軽く折りたたむ感じ
    2. お腹と太ももは勝手に引き寄せられる


以上です。

ここまで見て頂き、ありがとうございました!

ロードバイク

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